グッド!モーニング NEWSその後どうなった
台風15号によって市民の安全が危惧された中、静岡県伊東市の田久保真紀市長は防災服姿の自撮り写真を添え、自らのSNSで市民に語りかけた。月曜日の伊東市議会で、中島弘道議長は市長に対する不信任決議の採決をとり、「起立、全員」と述べた。全会一致で可決されたことにより市長は議会の解散か辞職、失職か判断を迫られる。市長は「考えた上で決めたい」などとコメント。地方自治法に基づき11日までに判断。複数の関係者によると市長は市議会を解散すると話している。市長の支援者は「今月11日ごろに解散を表明して、その後の市議選に複数の田久保の支援者を擁立」などと話す。市長は徹底抗戦の構えをみせ、長期戦の可能性もある。市議会の関係者は、11日ごろに議会を解散すると「次の市議会選挙は来月19日の日曜日」などと述べた。現在の情勢では市議選を行っても議員の顔ぶれが大きく変わる可能性は低く、再び議会で市長に対する不信任決議案の提出が想定される。3分の2以上の議員が出席し過半数が賛同すれば失職。静岡産業大学の小泉祐一郎教授は「11月7日とか翌週にかけて臨時会の中で不信任案」と予想。地方自治の専門家は不信任案が提出されるかどうかは11月になってからだという。それまでに辞職せず、11月以降も現職であり続けた場合には冬のボーナスとして約148万円、このタイミングで退いた場合は退職金として約230万円が支給。伊東市は、選挙となった場合、市議選に約4500万円、市長選には約2200万円の費用がかかるとしている。
