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自民公明の与党はあすにも新年度予算案の衆議院通過を目指す。この週末野党の各党は早くも夏の選挙に向けて動き出していた。6月に東京都議会議員選挙が行われる。石破茂総理大臣はおととい若者のファッションイベントに登場したあとのインタビューで「どんな境遇でも高校の勉強を望めば受けられる状況が作られつつある。これから先に質も向上させたい」などコメント。先週、日本維新の会との合意に至った高校無償化。政権の実績としてアピールした。ただ、同じ日に維新吉村洋文代表は「では連立に入るのかというなら、入らない」、前原誠司共同代表は「自公の補完勢力ではない」などコメント。2トップが揃って連立入りを否定。週末、野党各党から相次いだのはこの夏の参議院選挙に対する決意表明。突然高まりを見せた選挙モードについて政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「参院選まで半年をきっていることと予算案が衆議院を通過し予算が成立すること。そうすると次の大きな焦点は参議院選挙」など電話解説。国民民主党は女性トラブルで役職停止処分中の玉木雄一郎氏があす代表復帰する。先週末には街頭演説にも姿を見せた。国民民主党にとりわけ警戒を強めているのが与党の公明党。公明党は与党で過半数の死守をうったえたが、国民民主党と選挙区でのかちあいをどの党よりも危惧しているという。一方、自民党のアキレス腱になるのは国政・都政の政治とカネ。田崎氏は「6月に参議院選挙の前に東京都議会議員選挙が行われる。過去の例でいいうと都議選で勝てば参院選で勝てる。都議選で負けると参院選も負ける」などコメント。