報道ステーション (ニュース)
東京・世田谷区マイナンバーカードセンター。従来の保険証の新規発行が停止になるのを受けてマイナンバーカードを申請する人が増えている。いま使っている保険証は来月2日から最長1年使える。引っ越しや転職で加入する保険組合が変わった場合、その時点でその保険証は使えなくなる。従来の保険証がなくなっても代わりの手段が用意されている。資格確認書は保険証と非常によく似たデザインで、機能もほとんど変わらない。来月2日以降順次配布される予定。政府はさまざまなカードを使いつつも最終的にはマイナンバーカードに一本化させたいとしている。会見で福岡資麿厚生労働大臣は「リアルタイムでの薬剤情報の共有が可能になる。救急医療の現場で医療情報の共有が可能になる」など述べた。
従来の保険証の新規発行が停止に。薬剤情報が反映されるのに約1か月かかるマイナ保険証。リアルタイムで反映させるためには新たに電子処方箋と呼ばれるシステムの導入が必要。医療機関や薬局での導入率は約18%。