“藻場”再生に挑む

2026年4月20日放送 13:22 - 13:32 NHK総合
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大槌町吉里吉里地区。地元の漁業者は海の変化を感じている。吉里吉里漁港のすぐそば、地元ダイバー案内のもと海の様子を撮影。深刻な磯焼け状態。藻場はなく、アワビや魚の姿もない。この周辺の海では30年で海水温が2.5°C上昇。磯焼けの主な原因、キタムラサキウニ。海水温の上昇により活動が活発化。えさとなる海藻を食べ尽くす。大槌町藻場再生協議会事務局長の大場理幹。深刻化する磯焼けに立ち向かおうと地元の様々な職業の人が集まり取り組んでいる。コンブの胞子をつけた種苗ロープ。このロープからコンブが育つことで磯焼けした海の中に海藻を増やすことが狙い。ウニとの攻防は一進一退。ウニを適切な数にすべく、間引きも続けている。ことし、同じエリアに海藻が根づき、生き物たちの姿も。岩手県水産技術センター・山口正希部長は「磯焼けは古くて新しい問題で、長年全国各地で取り組まれているがなかなか有効な手だてがない中、地道に活動を継続していくというのが大事なのかなと思います」などと話した。
7年間の活動からノウハウを積み重ね、藻場再生の兆しがあった。ことし、町の人と藻場再生について話し合うもばカフェを始めた。大場は震災で大きな被害を受けた町に暮らす人たちだからこそこの活動の意義をより深く理解してくれると考えている。


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