首都圏ネットワーク (ニュース)
共働き世帯の増加などにより学童保育を利用している子どもは増え、全国で150万人を超えている。一方で職員や施設不足で遊ぶスペースが十分に取れない、子どもが楽しめる活動が出来ていないとの声も上がっている。世田谷区にある学童では低学年を中心に約80人を受け入れている。特色は子どもたちの意見を徹底的に取りれたプログラムで、この日のおやつは子どもたちの投票で希望の多かったクレープの日になった。具材も子どもが選んだもの。本棚に置く本も子どもたちがリクエストしたもの。この他にも季節の遊びや実験など様々なプログラムを取り入れている。この学童は今年始まったと東京都の「認証学童」で、通常の学童より上乗せで補助金が支給されている。職員数や面積など国基準より余裕があるか、多様なプログラムが実施されているかなどの基準があり、基準を満たすと認証され、子ども40人あたり約600万円が支給される。認証されたことで見守りの職員が増え、遊具の使用など広い範囲で分散して遊べるようになった。