”ミシンの絵”で残す戦争の記憶

2025年4月24日放送 5:44 - 5:50 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (特集)

佐賀市の美術館で展覧会を開いた画家の藤井節さん(85)は昭和14年に朝鮮半島で生まれ、5歳で終戦となった。ぎゅうぎゅう詰めで臭かったと引き揚げ船の様子を語ってくれた。母親が日本に唯一持ち帰ったのは重さ16キロもあるミシン。戦後の生活を支えてくれたという。藤井さんが60歳から絵を描き初めた際に自然と題材に選んだのが家族の思い出が詰まったミシンだった。2022年にロシアによるウクライナ侵攻が起き、悲惨な現地の状況を見て自身の引き揚げ体験と重なった。「あの時、ミシンは海を渡った」はウクライナ侵攻と自身の経験を元に描いた。「人の命を奪うような戦争はしたらいけない。そういうのを心を込めて描いてみようと思った」と語った。絵の片隅には家族団らんとミシンが描かれている。藤井さんは絵に描いた思いを語り継いでいる。絵本も制作する予定で、子どもたちにも戦争のことを知ってもらいたいと話していた。


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佐賀市(佐賀)佐賀県立美術館百年の刻を越えてIあの時、ミシンは海を渡った

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