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きょうの注目は、日銀の金融政策決定会合。年に8回開かれていて、政策委員会が政策を決定している。植田総裁をはじめとするメンバーが多数決で政策を決定する。決定内容は、日銀のホームページに掲載される。「ブラックアウトルール」は、中央銀行関係者が金融政策決定会合前の一定期間、政策に関連する対外発言を禁止するもの。日銀の場合は、金融政策決定会合の2営業日前から会合終了当日の総裁会見の終了時刻まで適用される。峯田は、市場の混乱を避けるため、日銀は、金融市場と政策の方向性についてコミュニケーションを図ろうと、ブラックアウトルール期間前に様々な手段でコミュニケーションを図っているなどと話した。金融政策決定会合後に、会合でのメンバーの発言内容を抜粋した資料を公表している。その中には、今後の政策に関する日銀からのメッセージが含まれている。峯田は、市場関係者や記者は、微妙なニュアンスの変化を汲み取りながら、政策の方向性を察知しようとしているなどと話した。日銀幹部が各地で行っている講演も重要な材料となるという。先月、利上げした会合の前には、植田総裁らが利上げを行うかどうか議論し、判断したいと思うと繰り返し発言した。ここから、利上げが近いという確信が高まったという。峯田は、利上げが国民の暮らしなどに影響を及ぼすこともあり、日銀としては、ブラックアウトに入る前に、利上げを匂わせたかったのではないかとの指摘もある、今後利上げに踏み切れば、30年ぶりの水準まで政策金利が引き上がる見通し、金融政策決定会合などに関心を持ってもらいたいなどと話した。