きょうの為替は

2025年2月12日放送 5:58 - 6:01 テレビ東京
モーサテ きょうのマーケット

バルタリサーチの花生さんの予想レンジは152~153円で、注目ポイントは「ドル円と日米金利差」とし、「ドル円は先週ついに150円台に入り、昨年12月の水準と同じ水準まで下がったが、当時の日米金利差は10年債で見ると約3.1%、現在は3.2%で成功的とみられる。しかし個別を見ると今回の日米金利差縮小はどちらかといえば日本主導となっている。これは植田総裁を含めて金融当局が現状を「インフレ」と正式に認めたことが大きい。日銀は政策金利を1%程度まで引き上げたいと思っていると思うが、これをすぐに達成するわけではなく、ある意味で中期的なターゲットだと思う。従って今後の利上げペースはスローなものになると思うし、あまり前のめりの議論ははしごを外される可能性もある。今後はアメリカの金利が下落しないとドル円は下げ渋ると思う。アメリカのインフレ状況は強弱感が交錯していると思う。ただし市場が懸念するトランプ政権の一連の政策は関税も含めてマイルドなものになる可能性も残っている。また先日のベッセント財務長官のコメント「トランプ大統領も私もアメリカの10年債利回りに注目している」という発言も飛車的だと思う。トランプ政権の金融政策は合理的なものになる可能性もあると思う。いずれにしてもそのへんをもう少し見極める必要がある。ドル円は政治・経済面で確認すべきことが多いので当面は150円台前半でのもみ合いがメインシナリオになると思う。」などと述べた。


キーワード
日本銀行ドナルド・ジョン・トランプ消費者物価指数バルタリサーチ植田和男スコット・ベッセント

TVでた蔵 関連記事…

きょうの為替は (モーサテ 2025/1/8 5:45

きょうの為替は (モーサテ 2024/12/2 5:45

きょうの為替は (モーサテ 2024/10/29 5:45

きょうの為替は (モーサテ 2024/10/2 5:45

きょうの為替は (モーサテ 2024/9/2 5:45

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.