列島ニュース (徳島局 昼のニュース)
セミナーは去年、JR四国が立ち上げた四国に関係する中小企業やスタートアップ企業などに投資する「四国リレーションシップファンド」の取り組みを紹介しようと高松市で開かれ、地元企業の経営者ら約100人が出席した。セミナーではJR四国・四之宮和幸社長が講演し、本業の鉄道事業のほかホテルや不動産などいわゆる非鉄道事業の現状を説明した上で、ファンドを立ち上げた経緯を報告した。JR四国は非鉄道事業の収益拡大を目指していて、ファンドの投資によってグループの経営基盤の強化を図るとともに地域経済の発展につなげる狙いがある。四之宮社長は「四国は海外から注目される地域となりつつあり、活性化に向けてチャンスがある地域。四国の発展や成長に寄与するファンドにしたい」と述べた。ファンドでは投資を受けたい企業からの相談を受け付けている。