ドキュメンタリー「解放区」 「声」-あなたへ
2024年2月21日、田島が手術前に音声を録音してから2年が経ち、アプリ開発は継続されこの日も田島は名古屋大学病院にてテストを行っていた。アプリの音声変換速度は格段に早くなり、妻・鈴子も完成まで後もう一歩などと語った。人は産声を上げて誕生し、声を用いてコミュニケーションを取って関係を築き、そうして人と人とが結ばれて新たな命が生まれていく。西尾は当たり前にある自分の声を失うことはあまり人々は想像できないのであろうななどと告げた。田島は今日も試作アプリで孫と自分の声で会話している。
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- 名古屋大学医学部附属病院