サタデーステーション （ニュース）
元日に発生した能登半島地震からまもなく1年。能登半島の中心にあるのと里山空港（輪島市）。今週震災後初めて1日2便運航となった。高野皓さん。住んでいた自宅は孤立状態が続く輪島市寺山地区にある。ことしの年末年始は1人で過ごす。長期避難世帯に認定されている。寺山地区に向かう高野さんに同行。山々に囲まれる寺山地区の集落。寺山地区では37世帯が長期避難世帯に認定。石川県全体では231世帯に上る。復旧が進まない大きな理由、それは集落につながるメインの道路にある。大規模な土砂崩れが発生したとみられる。寺山地区ではメインの道路が通行できず、林道も倒木などにより車で入ることができない。林道は大型の重機が通れる道幅ではなく土砂崩れの復旧作業に時間がかかるため完全復旧には最大5年を要する。市の担当者は被害箇所の多さと天候の問題を指摘する。
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