列島ニュース (鹿児島局 昼のニュース)
去年、中国の天文台などで発見された「紫金山・アトラスすい星」が、太陽に最も近づいたあと地球に接近し、各地で観測されているが県内でもきのう、長島町ですい星特有の尾を引く様子が観測された。長島町の天体愛好家・岩崎謙治さんが昨夜7時から8時ごろにかけて、長島町の海沿いの高台にある公園から西の空に現れた「紫金山・アトラスすい星」を撮影した。国立天文台によると、今月20日ごろにかけては日本でも肉眼で観測できる可能性があり、日本では夕方の時間帯、日の入り後の西の低い空に姿を見せ、次第に西の地平線へと沈んでいくという。