「食品事業」強化のワケは?

2024年7月9日放送 22:03 - 22:10 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト (ニュース)

アイリスオーヤマがきょう公開したのは西日本の拠点工場の新たな生産ライン。佐賀県・鳥栖市の工場では1日に最大20万個のパックごはんを生産できるようになったという。さらに、新たなブランドの炭酸水も生産を開始した。これまで、プラスチック製品などを製造していたこの工場に120億円かけて食品を生産できる設備を導入した。アイリスオーヤマは1958年、大阪の町工場「大山ブロー工業所」として創業。プラスチック加工の下請けをしていたが、その後、1980年代にそれまで中身が見えなかった収納ケースを透明にしたことで、すぐに見つかる収納ケースとして人気を博した。さらに掃除機や炊飯器といった家電事業にも進出。かつて1万円ほどしていたLED電球を2010年に1980円という低価格で発売し大人気に。さらにコロナ禍でのマスクやオフィス向け掃除ロボットまで、およそ2万5000点の商品を展開している。こうした中で新たに経営の柱として力を入れる食品事業。2013年、東日本大震災の復興事業として始まったが、売り上げは伸び続けていて今年は前の年から1.5倍の430億円を目指している。今、海外でパックごはんが人気。ニューヨークの日本食材を扱うスーパーでは巣ごもりが続いたコロナ禍以降、パックごはんの人気がにわかに高まっているという。この店でもパックご飯の売上が大きく増えているという。実際にパックごはんの輸出額は去年までの過去4年間で2倍に増加。今年も前年比30%を超えるペースで伸びているという。こうした背景もありアイリスオーヤマはタイなどのアジア圏や米国などにさらに輸出を増やしていく考え。アイリスオーヤマは2030年に食品事業の売上高1000億円を目指す。


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