THE TIME, TIMEマーケティング部
お米をおかわりできて安いチェーン店のモーニングを紹介。まずは、吉野家。定食はごはんおかわり無料。朝4時から11時までのモーニングは、13種類のメニューから選べる。大木奈さんおすすめは、ハムエッグ牛小鉢定食。大手牛丼チェーンで、ハムエッグを出しているのは吉野家だけだという。牛小鉢はつゆだくにできる。値段は、567円。ごはんのおかわりは自由で、1杯目はハムエッグ丼、2杯目は牛小鉢を乗せて牛丼にして食べるのがおすすめ。米は、つゆが全体になじむように少しかために炊かれている。牛丼チェーンで唯一、全店でごはんのおかわりが無料。1982年に、日本のチェーン店で初めて朝定食を提供したのも吉野家。単品価格と比較すると、547円お得。お得率は約49%。コメの値段は3年で倍になっているなか、これまでの仕入れは卸売業者中心だったが、農家からの直接買い付けを強化。吉野家は、コメの品種を固定しないことで、量を確保し、食味が変わらないよう細かく調整してブレンドしている。備蓄米も試したが、良い比率が見つからず、使用を控えているという。
やよい軒も全国360店舗でフルタイムお米食べ放題。朝11時まで限定のコスパ最強モーニングが「しらすおろし朝食」。生卵や冷奴などがセットになり、値段は410円。ごはんはセルフでおかわりできる。おかわりは、ボタン一つでロボットが人が盛るようにふんわりと盛ってくれる。4種類の量を選べる。大木奈さんのおすすめは、小盛4杯で、おかずをしっかり堪能するスタイル。コメは、玄米から仕入れて、オリジナルで精米してブレンドしているという。運営会社は、ほっともっとも運営していて、契約農家の多さが強み。全国尾契約農家と田植え前から連携し、1年先の分を直接買い付けている。備蓄米を頼らずセルフで備蓄し、食べ放題で提供している。
全国82店舗を展開する焼肉ライク。一人焼肉のモーニングセットは、680円。ごはんが食べ放題で、焼き肉に合う岩手の銘柄米「ひとめぼれ」を使用している。ご飯の食べ放題は、夕方5時まで。特製のふりかけやわかめスープでのクッパアレンジが定番だという。
中国・東北地方のガチ中華モーニングが話題の味坊。モーニングセットは、500円でおかゆ食べ放題。揚げパンもセットになっている。現地では、豆乳やおかゆにつけて食べる。おかゆや漬物はセルフでおかわりし放題。おかゆはとろっとやわらかめで、さらっと食べられる。野菜も調味料も自家栽培しているため、破格な値段での提供が実現できている。コメは、スーパーなどで調達しているという。