きょうの為替は

2026年5月8日放送 5:58 - 6:02 テレビ東京
Newsモーニングサテライト きょうのマーケット

きょうの為替相場の見通しをマーケット・リスク・アドバイザリーの深谷幸司が解説。ドル円予想レンジは154.50円から157.30円。きょうは発表される雇用統計の強弱で上限になると思われる。円安サイドは介入警戒感で抑制されるとみられる。仮に弱い数字になった場合、中東情勢の進展次第ではあるが週末でもあり、円買い戻しで円高への振れ幅が大きくなる可能性もある。注目ポイントは、介入効果は追い風待ち。中東情勢鎮静化とマクロ政策の追い風を待つ状態。さしあたり介入効果は確実にある。足元まで日本の貿易収支は改善傾向で、円売りは強まっていない。それでも円安が進んでいるのは投機が主因。介入は投機筋の円売り意欲をくじいて円買い戻しを促した。介入総額は5兆円から10兆円ぐらいに及んだ可能性もある。今後拡大するリスクがある貿易赤字による円売りの数カ月分を吸収した形。円価格の高止まりが続けば大幅な貿易赤字に陥り、実需の円売り圧力が強まる可能性がある。日本の輸入金額は原油価格動向と連動。現時点では調達難や政府の備蓄原油放出で輸入数量が抑制され、輸入金額は増加していない。価格高止まりの中、数量が確保できなくなってくると輸入金額が急増し、貿易赤字が拡大するので、原油価格の正常化待ち。投機の円売りを防ぐのはマクロ政策。ただ原油高騰に対して過剰に補助金で対処して財政赤字が拡大すると、貿易赤字と双子の赤字のような状態になる。政府が財政赤字を回避できるかがポイント。また日銀が利上げに躊躇すれば円売りを再燃しかねない。利上げの追い風で介入効果を確実にできるか。2つの追い風が加われば、150円台前半に定着することもありうる。


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日本銀行マーケット・リスク・アドバイザリー雇用統計

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