EIGHT-JAM 話題沸騰 米津玄師にプロのギモン直撃 完結編
引き続き、米津玄師にロングインタビュー。なぜバンドからボカロP「ハチ」で活動するようになったのかについては共同作業が向いてなかった。1人で作った曲を上げていく作業が性に合っていた。VOCALOIDが登場し、ここなら自分も入れるかもしれないと思った。自分で歌おうと思ったキッカケは、それを志して音楽を始めたワケじゃないと思い、自分も表現したいという欲求があったと話した。米津の歌唱について須藤優はLemonくらいから急に太くなった。体全体で鳴ってる。川谷絵音も抑揚やビブラートが増えたと話した。
以前、草野華余子は「感電」から歌い方を変えたように感じる。J-POPでは母音をカットし子音を意識するのが2000年代以降の主流でしたが、この曲は母音がハッキリ出ていて日本語がより伝わってくる。米津は日本語で歌うことの価値を再度提示。それが2020年代以降のJ-POPの主流になっていくとコメント。歌唱の変化について米津玄師は、つどつど飽きがくる。緩やかに変えていっている。最近はボイトレに行き始め、KICK BACKでがなるのも効率的に声を出す為にはどうしたら良いかというのを教えてもらい、その上で汚したら楽しいのではないかと話した。また坂東祐大は実家に米津が遊びに来た際、母親が舞い上がってカレーパンを作っていた。須藤優は「Flamingo」のレコーディングは10分くらいで終わってしまい不完全燃焼だったと話し、自由に演奏して使われたベースフレーズを披露。