THE TIME, プチマーケティング部
シュウマイの専門店数は協会によると1年で2倍になっている。東京・赤坂にある焼売スタンドしじみでは梅焼売やカレー焼売など変わり種の焼売が名物、渋谷のKAMERAではトマトが乗った山形豚の熟成焼売などが人気となっている。10年前はシュウマイ専門店はほとんどなかったが今や150軒、半数近くがこの1年でオープンと急増している。2000種類以上の焼売を食べたシュウマイ潤さんが紹介。
渋谷にある焼売酒場 小川では元フレンチシェフが創作のソースで食べる「季節焼売 鴨 ほおずきとからしのソース」を出している。店主小川さんは「シュウマイを食べた時の肉肉しさがフレンチの肉料理の技法を使えば現代風にアレンジできると思った」とした。
新橋のTokyo焼売マニアではジェノベーゼ焼売など約15種類がラインナップ、中でもチーズのイタリアン焼売が人気という。店主中橋さんは元々シュウマイが好きで食べていく中で専門店がないと思ってシュウマイ特化の店を作ったということ。シュウマイ店増加のウラにはせいろにセットし蒸している間は他作業ができ少人数で店を回せるやりやすさがあり、餡に味を閉じ込めるなど餃子よりアレンジの幅が広いこともあるということ。