ZIP! TOP NEWS 解説
物価上昇について風間さんは「日々の中で値上げは感じるけどそれでも生活はしているので普通に買い物をしていて最後にクレジットカードの明細を見たときに徐々に上がってきていると感じる」などと述べた。後藤先生は「原材料費、エネルギー価格も上がっているのでコスト上昇を販売価格に転嫁せざるを得ない」などと述べた。消費者物価指数は前年同月比2.5%増。後藤先生は「消費者物価指数は値札の天気図みたいなもの。値段はモノによって上がり方が違う。うるち米は67.8%、チョコレート56.0%、通信料も13.2%上がっている。水道料金は-34.6%これは東京都が夏に水道料金を無償化した影響だといわれている。風間さんは「今年だけじゃなくこれからも上がると考えると、今から備えないとと財布の紐は硬くなる」などと述べた。日銀の調査では暮らしにゆとりがなくなってきたという人が61%。後藤先生は「物価の上昇と平行して上がっている。2008年のリーマンショックに匹敵する悪い状況。賃上げは広がっていて、2%ほど賃金は上がっているが物価は3%前後上がっている。物価が賃金以上に上がると物価の苦しさが大きくなっている。ここ数年賃上げ増えてきてニュースでも扱っている。物価上昇率は賃金より物価が上がってきている。買い物がし辛くなっている。マイナスが続く限り、賃金が上がっても暮らしはよくならない。賃金が物価上昇率を上回るかどうか。物価が上がるほうがいいとされているが、今の物価上昇はスピード違反で生活が苦しくなるぐらい上がっている。過渡期においては物価が先に上がる傾向が強い。賃金がうまく上がってバランスのよい賃金上昇になれば日本経済においては良い。景気が順調なら来年にかけてプラスになる」などと述べた。小さな支出「ラテマネー」。お菓子、サブスク、カプセルトイ、ジムの会費。1日1人あたり清涼飲料水1本分を消費。1本100円とすると年間3万6500円。風間さんは「僕はもう覚悟している。これが欲しかったし買ったときに社会をまわして経済をまわしてるんだと、後悔するならしないほうがいいけど後悔しない。サブスクは動画編集のときとか必要だったけど、もう使ってないのも契約していたりするのでちゃんと見直そうと思います」などと述べた。後藤先生は「ついつい消費のほうが削減余地がある。アプリとかAIとかあるので支出を見直す」などと述べた。