アマゾンの現実伝える 日本人写真家 覚悟と信念

2025年2月26日放送 11:13 - 11:21 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル ピックアップNEWS

地球の肺ともいわれるアマゾンを28年にわたって撮り続けている写真家・渋谷敦志さん。これまで110か国を取材してきた渋谷さんはアマゾンに特に強い思いを抱いている。2年前、衝撃的な異変を目の当たりにしたという。渋谷さんが訪れた、おととし10月は過去120年間で最も低い水位を記録。多くの船が打ち上げられていた。アマゾンで起きている干ばつは地球温暖化による気温の上昇そして、森林伐採で保水力が失われそれにより、雨量が減っていることが原因とされている。我々が食べる鶏や豚の飼育に使われる飼料の大豆がアマゾンの森を切り開いて作られているという。
写真家・渋谷敦志さんはアマゾンで起きていることを日本で伝える活動も行っている。そんな渋谷さんがアマゾンに魅了されたきっかけとは。1997年2月、大学生の時にブラジルへ留学。最後にアマゾンを訪ねた時、「アマゾンなしに地球環境は語れない」という思いが芽生えた。これが渋谷さんの原動力になっている。そして、今月もアマゾンへ。日本出発から6日後ようやく目的地に到着した。ブラジル北部に位置し多くの日本人、日系人が暮らす街トメアスで、渋谷さんが取材したかったのが農業支援を行う小長野道則さんの取り組み。小長野さんは2歳の時に一家でブラジルに移住。現在は現地の人に「アグロフォレストリー」と呼ばれる農法を教えている。アグロフォレストリーとは農業と林業を組み合わせた造語。森林伐採や焼き畑で荒れ果てた土地に樹木を植え森を管理しながらその間の土地で農作物を栽培する農法のこと。この農場では、アサイーやカカオ、アマゾン原産のフルーツ、クプアスなどを再生させた森の中に植え栽培している。森を再生させながら現地の人たちの収入の安定にも寄与している。


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