モーサテ アメ株Update
きょうのテーマ「アメリカ市場が不安定化しても乗り越えられそうな銘柄は」。相場回復の要因は、関税引き下げ交渉への期待、1月悪化の経済指標が戻り、「DeepSeek」への過度の懸念が後退。銘柄選択の観点は、(1)25年1‐3月期決算が好調、(2)関税の影響が大きくない、(3)景気感応度が高くない。SBI証券・榮聡さんは、「7銘柄あげたが、関税の影響が大きくないであろうサービス、ソフトウェアの会社、あと景気感応度が低いであろうディフェンシブの銘柄が含まれている、クアンタ・サービシーズが電力設備投資の工事会社、サービスナウは企業向けのソフトウェアの会社、ボストン・サイエンティフィックは医療機器の会社」などとコメントした。マイクロソフトは、世界最大のソフトウェア企業で、クラウドサービス、ビジネスソフトなどが主力事業、ChatGPTのオープンAIへ投資。マイクロソフトは、関税の影響を受ける事業が大きくない、AI関連の拡大が他部門の減速をカバー、クラウドサービスの売り上げ伸び率が加速見込み。リスクは、非AIのクラウド支出、広告収入、Office販売数量など想定以上の落ち込み。フィリップ・モリス・インターナショナルは、アメリカ以外を対象市場としるタバコ会社で、アルトリアと兄弟会社、「マールボロ」や「IQOS」で有名。フィリップ・モリス・インターナショナルは、「IQOS」がアメリカで普及期入り、紙巻タバコへの依存引き下げが順調、関税の影響を受けにくい。リスクは、紙巻タバコへの減少が想定以上になる。