アートビジネスはどこへ行く?

2025年1月17日放送 6:46 - 6:54 テレビ東京
モーサテ パックンの眼

青森県の「十和田市現代美術館」のレアンドロ・エルリッヒの「建物−ブエノスアイレス」、ロン・ミュエクの「スタンディング・ウーマン」を紹介。今回のテーマは「アートビジネスはどこへ行く?」。去年11月に話題となったマウリツィオ・カテランの壁にバナナを貼り付けた作品「Comedian」は9億円の値段が付いた。彼は、常識と非常識の境目に挑戦するアート界のジョーカーと言われており、この作品はアートの価値は何を基準に決めているのかという、アートビジネスの核心を問うようなものだった。パックンさんは「購入者は仮想通貨で儲けた人で、仮想通貨も実態のない主観的なものです。投資対象としてのアートは2023年世界美術品市場規模は650億ドル。アメリカの富裕層は、総資産のうち5~10%をアート作品で保有するのが一般的です。アートは有価証券や不動産と違い規制が少なく、高額な現金でやり取りができ匿名性が守られます。マネーロンダリングなども蔓延していて、パナマ文書で租税回避の方法として美術品の活用が明るみとなりました。ただ、いろんな傑作が生まれているのに、課税をしないため、個人が所有をして作品が人の目に触れなくなる、作品がどこに行っているかわからなくなるので、きちんと課税をしていくべきではないでしょうか?」などと話した。


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