モーサテ (ニュース)
高島さんは、「イングランド銀行は、すでに金融緩和に入っている。正確にいうと金融引き締めの解除を緩やかに行っているが、思ったようにインフレが落ちてきていない印象。サービスインフレがおちてきていないことが判明。シティグループでは、イングランド銀行の金融政策は、四半期に1度くらいの利下げを見込んでいる。今年8月、今月と利下げしたため、次は来年の第1四半期とみている。今週の講演で、イングランド銀行・ベイリー総裁の発言がちょっとタカ派的。先月末にスターマー労働党政権が提出した予算の中で、付加価値税(日本の消費税)の増税は見送られたが、国民保険料の雇用者負担の増加を盛り込んでいる。消費者に転嫁されるならインフレ上振れ要因と言っていて、スターマー政権の財政政策が微妙にイングランド銀行の金融政策に影を落とし始めていることが重要ポイント」などと話した。