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レバノンではヒズボラと南部に地上侵攻したイスラエル軍との間で戦闘が続いてきたが、先月27日に停戦が発効した。停戦発効から2週間がたつ中、イスラエルメディアは12日、イスラエル軍がこれまで占拠していたレバノン南部の一部の集落から初めて撤退したと伝えた。停戦監視に当たるレバノンの正規軍もイスラエル軍が撤退した地域に展開したことを発表した。停戦合意では60日以内にイスラエル軍が撤退することになっているが、イスラエル軍は南部の一部で占拠を続けるとともにヒズボラによる違反行為があったとしてレバノン各地にたびたび空爆を行ってきた。イスラエルの公共放送は今も数千人の兵士がレバノン南部に展開しているとも伝えていて、撤退の期限となる来月末までにイスラエル軍とヒズボラの双方が着実に合意を履行するかが焦点になっている。