選挙サテライト2025 (選挙サテライト2025)
番組特製の政党ギモン図鑑で解説。自民党の得意技は官僚の扱い、弱点は政治とカネなど。今回は外国人政策に注目。自民党の政策は違法外国人ゼロ。外国で取得した運転免許の切り替え手続きであるいわゆる外免切替という制度などに対し、法令に基づいて厳格に対応するとしている。石破総理は週明けに外国人政策の司令塔となる部署を内閣官房に設置することも表明している。同じく与党の公明党は社会保険料の未納を防止するための仕組みを構築するなどとしている。さらに日本維新の会は外国人比率の増床抑制や受け入れ総量規制を含む人口戦略を策定すると訴えている。そして国民民主党は空室税の導入。今月2日に追加公約として発表したもの。外国人による投機目的の不動産取得が不動産価格が高騰する要因となっているとして居住目的以外の不動産購入に追加の税負担を求める内容となっている。一方で外国人との共生を訴える政党もある。その1つが立憲民主党。外国人政党の内容は多文化共生庁創設。立憲民主党は人口減少による人手不足が強まる中、外国人と共生していくことが目指すべき方向性だと主張している。そのための政策を一元的に進める組織として多文化共生庁が必要だと訴えている。共産党は永住外国人に対し地方選挙への参政権を認めるよう主張している。また、社民党は罰則規定のある差別禁止法をつくり移民や難民への差別を無くすことを掲げている。各党が外国人政策への言及を増やし争点化した背景にあるのは外国人へ厳しい姿勢を打ち出す新興政党の存在。