昼めし旅 (神奈川県横須賀市)
早速調理を拝見する。まず使うのはバターナッツカボチャ。水分が多くて柔らかいというバターナッツカボチャは、皮を向いて種を取り薄くスライスする。これを電子レンジで加熱したら、前の日に作っておいたミートソースをかけてさらにチーズをたっぷり乗せ、チーズの表面に軽く焦げ目がつくくらいまでトースターで焼けば「バターナッツカボチャのグラタン」の完成。次は美穂さんが調理する。使用するのは畑で採れたイタリアのサラダ「カプリス」。身がしまっていてとてもジューシーだという。カプリスは形が崩れにくいため、煮たり焼いたりするのに向いているそう。フライパンにオリーブオイルを多めにひいてフライパンで焼く。良い色に焼けてきたところで取り出し、前の日の晩ごはんで余ったミネストローネをたっぷりかけて「ナスステーキ ミネストローネがけ」の完成。続いてオリーブオイルを入れたフライパンにサラダケールを入れて素揚げする。直接サラダケールにオリーブオイルをかけておよそ15分オーブンで加熱してもOK。揚がったら好みの量の塩コショウを掛けたら「サラダケールチップス」の完成。美穂さんにとってはメインの料理だそう。垣内さん家のきょうの昼ご飯が揃った。この日は天気も良いのて庭でいただく。まず「バターナッツカボチャのグラタン」を食べた美穂さんは「美味しいです。甘い分しょっぱいので美味しい。普通のカボチャの甘いバーションみたいな感じなので、チーズをいっぱい入れた方が際立つ」と言った。奥様に「これから作りたい作物はありますか?」と聞くと、「西洋カブのルタバガを作ってみたいと思っている」と答えた。「海外の野菜に興味がある理由は?」と聞くと、「初めて行った海外旅行で日本で食べる野菜と違った味が忘れられない」とのこと。以前は東京で暮らしていたが、母親が育てた野菜の魅力に気づき、結婚を期に横須賀に戻って農業を始めた垣内さん。その後海外旅行に行くたびに現地で出会った珍しい野菜を育てるようになり、どんどん種類が増えていったそう。垣内さんにお礼の箸とステッカーをプレゼントした。