コメ”増産”に向けて…注目集まる再生二期作

2025年8月26日放送 16:23 - 16:27 NHK総合
午後LIVE ニュースーン NEWS日替わりプレート

通常の二期作は収穫をしたあとにもう一度田植えをして収穫するが、再生二期作は1回目の収穫後に切り株から生えてくる芽を育てて再度収穫するもので制作コストの削減にもつながると期待されている。農研機構が福岡県で行った試験の様子を紹介。「にじのきらめき」を使った試験で、4月に田植えをした場合の10アールあたりの収穫量は1回目で600キロ、2回目で300キロで合計900キロほどとなった。再生二期作での栽培面積は関東から九州の19県で60ヘクタール以上と去年と比べ倍以上になっている。静岡県の生産者は、暑さに強い品種で同じ面積あたりの収量を上げられるならやらない手はない、生産者が高齢化する中で安定して地元産のコメをとれるようにしたいと話している。農研機構の中野洋主席研究員は再生二期作はコメの価格が上昇する中、収量を確保でき収益性を向上できるとしている。再生二期作は通常より長い期間稲を育てるので生育期間全体を通じて用水を確保する必要があるという課題がある。一方で再生二期作で使う品種は暑さに強く多収という特徴もあるので品種そのものの生産は各地で広がってきている。


キーワード
農業・食品産業技術総合研究機構二期作にじのきらめき中野洋再生二期作

TVでた蔵 関連記事…

影響 新米流通価格2週連続↑備蓄米販売延長9割希望 (めざましテレビ 2025/8/27 5:25

猛暑で異変!?私たちの食卓の未来は (クローズアップ現代 2025/8/25 19:30

猛暑で異変!?私たちの食卓の未来は (クローズアップ現代 2025/8/25 19:30

中継 厳しい暑さの中コメの収穫はじまる (NHKニュース おはよう日本 2025/8/25 7:00

31/47 無数の毒針 マムシグサ (「ニッポン猛毒生物研究所」 2025/8/3 18:30

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.