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コメの価格が高止まりしていることを受けて農林水産省は今週、専門家を交えて備蓄米の活用を議論する。「米類」の消費者物価指数の上昇率を紹介。去年夏、各地で品薄になったころに急上昇した。当時、農林水産省は「新米が出回れば、品薄の状況は改善されて価格も落ち着く」と話していたが、その後も上がり続けている。理由は、JAなど集荷業者の間でコメの確保に向けた競争が激しくなっていることが挙げられる。そこで国は、備蓄米の活用を検討することにし、集荷業者に備蓄米の一部を売り渡して市場への供給量を増やすことを考えている。農林水産省は今週31日に専門家を交えた会議を開き、備蓄米の活用を議論する。