モーサテ (ニュース)
小泉農水大臣は実態との乖離が指摘されるコメの収穫量などの統計データについて、今日午後にも見直しの方針を発表すると明らかにした。小泉大臣はきのう、福島県内を視察し、コメ生産者などと意見を交わした。南相馬市ではコメ農家などから「農水相が発表するコメの統計データが現場の実感と異なる」との声が上がった。コメの統計を巡っては農水省が2024年産米の作況指数を「平年並み」としたことなどについて、生産・流通現場からも正確性が疑問視されている。こうした声を受け小泉大臣は、統計の見直しの方向性をきょう午後にも発表する考えを明らかにした。小泉農水大臣は「政策の基盤となるデータ統計に対する信頼を回復しないことには中長期のコメ政策は立案できない」などと述べた。