羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
沖縄・石垣島ではおととい日本一早い新米の収獲が行われた。年に2回収穫する二期作を行う山七・山田義哲社長は「ミルキーサマーで早く成熟する品種」などとコメント。玄米約1トンを収穫、店頭に並ぶまでは約1週間。JAを通さず那覇市内や東京・大阪・名古屋など全国の小売店と取引をしている。去年は30kg7500~8000円で取引していたが、ことしの取引価格は約1.5倍の1万2000円~1万3000円くらいになるという。おととい鹿児島市では随意契約による備蓄米の販売がスタート。2022年産の古古米を5kg1980円で販売。地域によっては備蓄米が届かず高すぎるコメが販売されている。離島の西表島では5kg6500円、小泉農水相は「あまりにも高すぎる」と言及した。西表島・スーパー星砂では5kg5800円で販売、大浜代表は「備蓄米が入る予定はない」とコメント。船便などの値上がりもありコメが高値になっている。卵やもやしなどの価格も高騰。屋良商店は観光ガイドなどでの売上によりスーパーの運営を維持している。新米を作る大浜農園・大浜代表は「島の人に食べてもらえる仕組みづくりを進めている」と話した。埼玉・杉戸町・ヤマザキライスでは新たな技術でコストを削減。水を張らない「節水型乾田直播」栽培を去年から開始。種まきのみで苗の運搬や代かきの必要がなく、8月の暑い時期に5回ほど適度に水を与えるだけで済む。4~7月の労働時間は7割削減、機材設備コストは6割削減。収穫量を向上させた「ビール酵母資材」を開発したアサヒバイオサイクルを取材、ビール酵母資材などの効果で水田と同じくらいの量のコメが収穫可能になるという。