ワールドビジネスサテライト (ニュース)
コーヒー2050年問題。タンザニアで生産されるコーヒーの30%は日本に輸出されている。しかし近年、生産高が伸び悩んでいるといい7月、国連とUCC、丸紅のスタッフが農園を訪問した。タンザニアのコーヒー生産者の9割は小規模農家。気候変動への対応に加え最新の生産技術にアクセスできないという悩みを抱えていた。国連と日本の農林水産省、UCC、丸紅の4者は今日共同で持続可能なコーヒー生産プロジェクトの始動を正式に発表した。アフリカのタンザニアのコーヒーの小規模農家をターゲットに栽培技術やデータ測定などを支援し生産性を向上させようとする試み。この枠組みは去年4月のG7農相会合で世界の小規模農家を支援する目的で創設。3年間で生産高を2倍に引き上げる目標。