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東京デフリンピッククの見どころを紹介。卓球の亀澤理穂選手は5大会連続の出場、おととしの世界ろう者選手権ではダブルスと団体で金メダル、シングルスで銀メダルを獲得している。デフリンピッククでも出場したすべての大会でメダルを獲得している。亀澤選手が持ち味としているのがラリーでの粘り強さで、これを生かすために音のある感覚を鍛えている。亀澤選手は練習では補聴器をつけて卓球台に当たる音から推測できるボールのスピードを体に覚え込ませた後、補聴器を外して感覚を思い出しながら同じようにプレーができるように練習している。亀澤選手の原動力となっているのが娘の結莉さんの存在。今回は日本開催ではじめてデフリンピックの応援に来てくれるという。
共演の茨隆太郎選手は2009年大会で金メダルを獲得、前回3年前の大会は金メダルを4つ獲得している。茨選手の持ち味は水の抵抗を受けにくい美しいフォーム。生まれたときから障害のある茨選手は母校の東海大学で練習を続けている。大学入学時にバランスボールで自分だけ姿勢を保てないということに気づいた。そこで、体幹のトレーニングを重ねることで美しいフォームを作りあげてきた。茨選手は視覚障害者とは何か、デフリンピックとは何かを当事者の1人として広めていかないといけない責任も感じているという。茨選手は今回8種目に出場する予定。
