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アクションスポーツの最高峰の祭典「Xゲームズ」のスケートボード・男子ストリート決勝で、日本勢が表彰台を独占した。パリ五輪で盛り上がったスケートボードやBMXなどのアクションスポーツ世界最高峰の大会「Xゲームズ」が千葉県の幕張メッセで行われ、国内外のトップ選手たちが集結した。パリ五輪のメダリスト・吉沢恋選手や開心那選手も注目するスケートボード・男子ストリート決勝は、最大45秒で自由に技を繰り出す3本の「ラン」のみで競われた。2本目が終了した時点で3位だった根附海龍選手が、ラストランで“かかとで板を回転させる”ヒールフリップの複合技などで93.00をマークし、トップに立つ。2位に後退したパリ五輪4位の白井空良(22歳)はノーミスで高度な技を次々と成功させると、最後は“ボードの先端をたたいて270度横回転させて、背面回りで板の後ろでレースを滑って、また270度回転する”大技を決める。94.66をマークして根附海龍を逆転した白井空良が、Xゲームズ初優勝。2位の根附海龍、3位の小野寺吟雲とともに日本勢が表彰台を独占した。試合後、白井空良は「(3本目は)人生の中で結構多い。自分が決めきって抜かされて決められないのが多い。最後、決められたので、そこは成長した」と語った。