池上彰のニュースそうだったのか!! (データでわかる世の中の今 60連発)
データによると、マーカーを引いたり一夜漬けはあまり効果がない。ドイツの大学で数列の規則性に気づけるかを2グループに分けて実験。一方は寝てから、一方は徹夜で考えてもらってテストした結果、徹夜のグループの正解率は20%、寝たグループの正解率は60%だった。カリフォルニア大学の研究では睡眠時間が短い高校生が成績が悪いことも報告されている。東北大学の研究では睡眠時間が短い子どもほど海馬が小さくなる傾向があると報告されている。アメリカの大学生を対象にマーカーを引く、引かない、他人が引いたものを読む3グループに分けてテストを行ったところ点数に差はなかった。