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警察の職務質問や交通違反の取締りでは、警察官が暴言を吐かれたり警察官側に配慮に欠ける言動があったとして苦情を申し立てられたりするケースがある他、その様子を撮影しSNSで拡散されるケースもみられている。警察庁はこうしたトラブルを防いだり、警察官が目撃した内容を証拠として保全したりする為、胸や頭に取り付けた小型のウエアラブルカメラで状況を記録するモデル事業を来月下旬から13の都道府県で開始する。交番の警察官による職務質問では警視庁などで、交通違反の取締では愛知や新潟など、花火大会などの雑踏警備は北海道や岩手などで行われる。撮影していることが周囲に分かるよう腕章を身につけるなどして、映像は1週間から3か月程度で消去する。警察庁は「早ければ再来年度から全国の警察に配備したい」としている。