モーサテ プロの眼
今日のテーマは「アメリカ トランプ政権の“快進撃”を止めるものは」。吉崎さんは「ここまではお見事としか言いようがない」などと話した。また、「フラッド洪水のようにいろんな政策を出してくるから、民主党はまず反対が間に合わない。情報が一気に出てくるので、メディアもチェック機能が働かない。気がついてみたら、既成事実がどんどん積み上がっている。」「この間に、閣僚人事の方も割と順調に進んでいる。」と話した。逆に問題があるとすれば、「関税に関する試行錯誤がひどすぎるところ。実際にもうすでに上がった関税というと対中関税10%だけ。本気で国内産業を守りたいのかディールを求めているのかよく分からないというところ。」などと話した。トランプ政権の壁は、「マーケットの反乱(株価の調整)」、「政権内部の対立(イーロン・マスク氏の「独断専行」に批判)」、「予算の行方(3月14日暫定予算の期限・6月には債務上限問題のXデーも)」とした。今後の注目日程は、3月14日「2025年度暫定予算の期限」、4月29日「第2次トランプ政権発足100日」、6月頃「債務上限問題のXデー?」、6月15日~17日「G7首脳会議(カナダ)」を伝えられた。