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自動車の輸出価格について佐々木悠介が解説。日本からアメリカに輸出する自動車には4月から25%の関税が追加されている。そうした中、毎月日銀が発表している輸出物価指数では、5月の北米向け自動車輸出価格は前年同月と比べると18.9%下がった。価格が下がった要因について日銀はトランプ関税の影響を受けて自動車メーカー側が輸出価格を下げる動きが出ていると指摘しており、関税のコスト分をメーカー側が負担する動きも出ている。これまでのところ今年度1年間の関税措置の影響額についてホンダは6500億円、日産が4500億円、SUBARUが25億ドルを営業利益のマイナスとして見込んでいる。また、今年度の1年間の業績見通しについても合理的な算定が難しいとして未定とするメーカーも出ている。交渉が長引くと収益だけでなく雇用や賃金など経済全体への影響も懸念される。