NHKニュース7 (ニュース)
ドイツで23日、総選挙の投票が始まった。世論調査では、最大野党で中道右派の「キリスト教民主社会同盟」が28%で首位に立ち、移民や難民に排他的な姿勢を掲げ極右だとされる右派政党「ドイツのための選択肢」が21%と2位につけている。ショルツ首相の与党で中道左派の「社会民主党」は16%にとどまっている。2位につける「ドイツのための選択肢」は、アメリカのトランプ大統領の側近・イーロンマスク氏が支持する姿勢を打ち出していて、ナチスの過去から極右勢力に警戒感が強いドイツでどこまで支持を集めるかも注目されている。