ZIP! TOP NEWS 解説
北川進副学長は、分子サイズの穴を無数に持つ「多孔性金属錯体」の作製に、世界で初めて成功した。これにより、複数のガスが混ざった中から、必要なガスだけ取り出し貯蔵が可能になるという。1997年に最初に発表した際、北川さんは「そんなのはありえない」と非常に叩かれたという。スタジオで馬場さんは「北川先生は非常に長い時間をかけて専門家を納得させ、このノーベル化学賞の受賞につながりました。北川先生のお弟子さんたちが、医療問題の解決につなげる研究をしていまして、そう遠くないうちに、北川先生の研究が世界を変えると思っています」などと話した。