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品種改良された改良メダカ。滋賀県野洲市にある改良メダカの販売店。改良メダカは交配させることで一般の人でもつくることができ、店によると新型コロナウイルスが感染拡大した2020年以降室内でも楽しめるペットとして人気は一層高まった。ペットブームが追い風となり人工的に品種改良された観賞用のメダカ、改良メダカは毎年のように生み出されている。国内で生み出された改良メダカは1000種類以上。人気の裏で、野外の川や池で異変が起きている。龍谷大学生物多様性科学研究センター・伊藤玄客員研究員。ことし4月、びわ湖で野外にいないはずの改良メダカが見つかった。本来びわ湖には在来種のミナミメダカしかいないとされ、25年前に環境省の絶滅危惧種に指定、保護が呼びかけられている。伊藤さんによると去年7月、大津市内のため池で5匹、ことし4月にはびわ湖で1匹の改良メダカが見つかった。日本各地の川や池で改良メダカの発見が相次いでいる。伊藤さんは「絶滅の危機にある在来種がさらに数を減らすのではないか」と懸念。