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日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まったことを受け、各地で喜びの声があがっている。岐阜県飛騨市の酒造会社では登録決定を祝う催しが開かれ、観光客や地元の人に新酒が振る舞われた。ユネスコの政府間委員会は、日本の「伝統的酒造り」について審議し、無形文化遺産の登録が決定した。「伝統的酒造り」は米や麦などを蒸す・こうじを作るなど伝統的に培われてきた技術が各地の風土に応じて発展し、自然や気候と深く結びつきながら伝承されてきた。能登半島地震で被害を受けた石川県珠洲市の酒造会社で、酒造りを再開できたのは9月になってからで復興に向けたタイミングでの決定に喜びの声が聞かれた。