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プーチン大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談のポイントはルハンシク州とドネツク州の領土割譲。アメリカの戦争研究所によると、現在ルハンシク州はほぼ全域をロシア軍が占領し、ドネツク州の約25%はウクライナが守っている状況。この2州についてプーチン大統領はウクライナ軍の撤退と全域の割譲を要求している。2州はドンバス地方と呼ばれ、ウランや石炭、鉄鉱石、レアメタルなど鉱物資源が豊富な地域。(共同通信)。ソ連時代には「ロシアの心臓」という別名もあり、ロシア系住民が多く居住している。慶応大学・廣瀬陽子教授はロシア系住民を救うという大義名分があったとして「ここを取れなかったら周囲からも侵攻に意味がなかったと思われる。歴史的にも現実的にもロシアはここを取りたい」と指摘。さらに、ドンバスの割譲について「ドネツクには強固な要塞があり、州の約25%は守られている。手放せば全土が危なくなる。合意文書を交わしても信用できない。ゼレンスキー氏は早急にはサインできないと思う」と分析している。萩谷は「ゼレンスキー大統領にとってはとんでもないことだと思うし、ロシアとも近いヨーロッパ諸国にしてもこんな形で領土が取られることになれば安心できない」などとコメントした。