ロシア・ウクライナ軍事侵攻3年 動き出した米ロ交渉の行方

2025年2月20日放送 23:30 - 23:39 NHK総合
時論公論 (時論公論)

18日、サウジアラビアで米ロ高官協議が行われ、ロシア側は戦争終結に向けた交渉が開始するとともに、米露関係の再構築の出発点になると評価している。ゼレンスキー大統領はウクライナを抜いた協議に不快感を示すなか、トランプ大統領は「この3年間も問題解決の時間はあった」と突き放す。大統領の友人で、中東担当特使に任命されたウィトコフ氏は外交経験がないなか、イスラエルとハマスの停戦合意に貢献。ロシアで拘束されたアメリカ人の釈放の交渉にも携わり、プーチン大統領とも面会している。大統領はウクライナに軍事侵攻すれば短時間で制圧できると考えていたが、3年におよび、約10万人のロシア兵士が亡くなり、多くの装備も失った。クリミアに加え、一方的に併合した東部4州をロシア領として認める、ウクライナのNATO加盟を認めないことなどを和平の条件としている。
FOXニュースによると、米ロ双方は段階的な和平プロセスを検討している。ヨーロッパの主要国は緊急首脳会議を開き、平和維持部隊の派遣を協議したが、足並みの乱れを露呈した。また、ウクライナでは戦線での兵員不足が深刻で、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領に不快感を示すも、米国との仲違いは敗北のリスクを高める。今年、東方正教会、カトリック、プロテスタントのキリスト教会は同じ日に復活祭を行う。そのタイミングを1つの目標にロシアとの交渉をどこまで進展させるか、アメリカが問われている。


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