三岸節子の油絵

2024年12月10日放送 21:37 - 21:47 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団 (開運!なんでも鑑定団)

依頼人は、三重県松阪市の田口さん。お宝は、知り合いの茶道具店の社長から、当時持っていた掛け軸と100万円で譲ってもらったという三岸節子の油絵だ。三岸節子は、1905年に愛知県に生まれ、先天性股関節脱臼のため足が不自由だった。鬱屈とした少女時代を支えたのが絵画で、画家を志した。16歳で上京し、岡田三郎助に師事しながら、女子美術学校で洋画の基礎を学んだ。三岸好太郎と出会い、19歳で結婚。このころ描いた自画像は、第3回春陽会展で女性として初めて入選した。結婚から10年後、三岸好太郎が旅先で急逝した。女性画家の地位向上に努め、美術団体を結成した。好んだモチーフは花。63歳でフランスに渡り、風景画を描いた。鮮やかな色彩が特徴で、特に赤は「節子の赤」と呼ばれ絶賛された。84歳で帰国し、大磯のアトリエで作品づくりに臨んだ。94歳で他界した。依頼品は、花瓶にいけた花が描かれている。鮮やかな色彩やデフォルメなどは節子を思わせる。


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岡田三郎助三岸節子国立国会図書館交響曲第41番「ジュピター」カボチャバラ一宮市(愛知)松阪市(三重)大磯(神奈川)蘭島閣美術館三岸節子記念美術館三岸好太郎檸檬持てる少女先天性股関節脱臼ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト自画像アルカディアの赤い屋根北海道立三岸好太郎美術館カーニュ(フランス)ブルゴーニュにてイチゴ花こそわが命さいたさいたさくらがさいた女流画家協会静物飛ぶ鳥(火の山にて)近代日本人の肖像室内第3回春陽会展七彩会高原の花高輪画廊起町(愛知)

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