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九州大学高等研究院特別主幹教授・佐々木裕之氏らの研究チームが、三毛猫の体毛の色を決める遺伝子を発見した。黒、オレンジ、白の毛がまだらに生える三毛猫。模様ができる仕組みは120年以上前から研究され、白い毛に関わる遺伝子は判明していたが、黒とオレンジの毛に関する遺伝子は未発見だった。「誰かがそのうち研究して論文だすのかと思ってたが私の退職間際になっても誰も成果を発表しないので、じゃあうちでやってやろうかと」と話した佐々木教授。全国の猫好きの教授らが集結しクラウドファンディングで資金を調達し研究始め5年かけて発見した。佐々木教授は「この遺伝子は人にもある。人では皮膚の病気、生まれつき毛が少ないとか皮膚がんになりやすいとか、病気と関係する遺伝子ということが報告されている。診断とか治療につながってくる可能性もある」と語った。
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