サン!シャイン (ニュース)
近畿大学浦上拓也教授が解説。1週間以上濁った水が出るのは非常にまれなケース、原因は鉄でできた水道管の経年劣化でサビが水流が止まったりなどで出ること、浄水器でもフィルターが目詰まりするのでどれだけ耐えられるかなどとした。現在亀山市としては濁り水はほぼ解消しているとしているがまだ一部で影響が残っている。今後の対応としては定期的な洗管作業、危機管理マニュアルの整備、老朽化対策としてAI等を活用し漏水リスク評価の実施、水道料金の減免などがある。浦上教授は「洗浄した水が蛇口から出るとまた問題になるので手順を経てキレイにできるのか、経年劣化の水道管はそう簡単に洗浄だけで改善するかは難しいところもあるので計画的な管の入れ替えが一番確実な方法」などとした。全国の水道管の長さは地球18周分の約74万kmで法定耐用年数を超えたものは約18万kmあり2022年度末で全体の23.6%となっている。インフラ整備の費用について政府は今後どうしていく予定なのか。
