列島ニュース 列島ぶらり旅
三重・松阪の飯高町を特集。ここは面積の9割以上を森林が占めるのが特徴で香肌峡は起伏に飛んだ岩肌が連なる。櫛田川は流れに緩急があることでカヤックでの観光が名物となっている。ここは中部地方の一級河川の中で水質が最も良好と認められたこともあったといい、魚の姿が水に透けて見えるほどとなっている。日当たりの良さと寒暖差を生かした茶畑も名物となっていて東京ドーム5個ほどの広さの場所もあるのだという。香肌茶は有名レストランのシェフも買いに来ることで知られている。普通のお茶よりも茶葉を2~3倍長い時間蒸すことで苦みが少なく色も濃くなるのだという。ほうじ茶かき氷も名物で、香肌の数種類のほうじ茶を3時間煮込んでシロップが作られている。高齢化でお茶農家は減少しつつあるものの、お茶産業を知ってもらうことで後継者に繋げていきたいと担当者の寺岡さんは話している。