NHKニュース おはよう日本 (特集)
不妊治療と仕事の両立、当事者の声や企業の取り組みを取材。田中那緒は3年前に結婚して保育園の給食の仕事をしながら不妊治療を受け続けていたが、ストレスから退職を決断。岡山大学の研究グループは不妊治療などを受ける人を調査したところ治療が必要で「仕事を辞めた」「雇用形態を変えた」などは23.4%だという。岡山大学・中塚幹也教授は「会社の方針として治療はちゃんと両立できるようにするんだということを発信してもらう」とコメント。4回目の体外受精と流産を経験。プライバシーの保護などのEラーニングなど不妊治療のための制度を設けた岡山・北区の企業を紹介。坂口有美子執行委員は「私自身は追い詰められた」とコメント。田中はSNSで不妊治療の体験を発信している。紹介した企業は厚生労働省のプラチナくるみんプラスに認定されているが、全国で111件しかない。