TBS NEWS (ニュース)
不漁が続き年々漁獲量が減少しているサバ。今年は日本海側でサバの豊漁の知らせが相次いでいる。東武百貨店 池袋本店で始まった滋賀・京都・福井・大阪展では本家第一旭の三種のチャーシュー麺や会津屋の元祖たこ焼きなどが味わえる。滋賀・京都・福井には鯖街道と呼ばれるルートがあり、各県の特徴があるサバ寿司を集めたという。京都 御室 佐近の京の鯖寿しは醤油のいらないサバ寿司となっている。近年不漁が続いていた鯖の漁獲量は2018年の54.5万トンがピークで年々減少し、去年はその半分以下。
その一方で青森の八戸港では3年ぶりのサバが豊漁となっている。今年6月には富山湾でサバの漁獲量が平年の約7倍になるなど日本海側でサバは豊漁となっている。都内にあるサバ専門店では、さばの干物茶漬けなどが味わえる。日本海側などでの豊漁だが、現状は仕入れ価格には変化はないという。専門家は太平洋側はよくなくて、日本海側は去年よりも伸びているとサバの漁獲量について指摘。資源が減り、漁獲も減った現状の中では水揚げがまとまったという状況にすぎないと指摘。漁獲量をもっと制限しないとさらにとれなくなる可能性もあるという。そのため、価格も上がる可能性があるという。