不漁&高騰続く“大衆魚”サバ 資源回復に向け漁獲枠減も?

2025年3月19日放送 17:53 - 17:58 日本テレビ
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下北SABA食堂佐助を取材。心配事は値上がりだという星幸輔オーナーは「元々1キロ1000円くらいで買えたものが1200〜1300円くらいの値が付いている」と話す。サバ類平均卸売価格(1kgあたり、東京都中央卸売市場)では去年、2014年の約1.4倍に。今月14日富戸港から定置網漁に同行取材。今回サバはとれなかった。城ケ崎海岸富戸定置網・秋元正樹漁労長は「ここ2年、3年ぐらい激減ですね」と話す。サバ類漁獲量グラフ(農水省HPより)。太平洋側はサバの減少が顕著。スーパーナガヤ 鎌田店では漁獲量が少ないため伊東市外からも仕入れているという。いとう漁業協同組合・稲葉祐治購買課長が「サバ男くん」を紹介。サバ男くんは地域活性化などを掲げたすり身事業。最近はサバがとれず製造しない日も。太平洋側のサバについて水産庁はきょうの会議で現在の漁獲枠より6割程度減らす基本方針をとりまとめた。水産研究教育機構・由上グループ長はサバ減少の理由はエサの減少と指摘、温暖化の影響で海水温の上昇などでエサのプランクトンが減少。いとう漁業協同組合・高田充朗組合長は「元の資源がなくなれば元も子もないと思うんです」と話した。


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