サンデー・ジャポン (ニュース)
非人道的な処刑が政権により行われていたことが明らかになったシリア。ロシアに亡命したアサド前大統領について、中村逸郎は「アサド前大統領はモスクワシティにいる可能性あり!」と指摘。モスクワシティとは、モスクワ近郊にある超高層ビル群がある街のこと。数年前に19世帯分のマンションを80億円ほどで購入しているんだそう。亡命を受け入れた露プーチン大統領の思惑について、「同盟国向けに『最後まで仲間を守る』という意思表示」と解説。シリアはロシアにとって地理的に重要な位置にあり、軍の基地も置かれている。反政府勢力の中心はトルコ軍であり、エルドアン大統領がプーチン大統領を裏切ったという見方も。ロシアの弱体化が露呈し、今後同盟国の間で「ロシア離れ」が起こる可能性も。
シリアでアサド政権が崩壊したことについて、湯浅卓は「シリアはトランプ次期大統領の黒歴史。挽回してノーベル平和賞を狙っている!」とスタジオ解説。トランプ前政権はクルド人らと共にアサド政権と共闘してきたが、米軍は後に撤退。その後クルド人が犠牲になるのは明らかだったため、「見捨てた」という見方も。